お守り 返納 複数持ち

この記事では、神社やお寺のお守りを「返納」「処分」する方法や、複数持つなどの「持ち方」について紹介します。

お守りの返納

神社のお守りには神様が宿っていて、お寺のお守りにはお坊さんの読経などが込められています。

ありがたく特別なものなので、捨てる・処分するというのは適切ではありませんね。

本来、お守りは、もらいうけた神社やお寺へ返納して、供養していただきます。

宗派の違うお寺や、別の神社(ちがう神さま)へ返納することは失礼とされています。

返納にいけないとき

でも、旅行先の神社のお守りであるなど、あらためて神社へ足を運ぶことが困難な場合もあるでしょう。

その場合は、

  • 郵送での返納をうけつけている寺社
  • 他所のお守りも受け入れてくれる寺社

もありますので、問い合わせてみるといいかもしれませんね。

自宅で処分したいとき

自宅で処分するとなると、可燃ごみに出すことになります。

でも、そのまえに、供養をおこないましょう。

  1. お守りを包み込める大きさの白い紙と、塩を準備します。
  2. 白い紙を広げて置き、お守りをのせます。
  3. お守りに、感謝の気持ちを込めて塩を振ります。
  4. 白い紙でお守りを包みましょう。

感謝の供養を行えば、自宅で処分しても大丈夫とされています。

お守りを手放すタイミング

お守りは、一般的には、授かってから1年ごとに新しいものと交換すると良いとされています。

合格祈願や安産祈願など、ゴールがあるものなら、それが達成されることでお守りは役割を終えるので、そのときが手放すタイミングといえるかもしれません。

お守り 複数持ち

お守りは、たくさん持つほどに強力になるわけではないと理解していても、良縁も金運も交通安全も…どれもあきらめきれませんよね。

それに、安産祈願や学業成就などのお守りなら、親しい人が気を利かせておみやげに下さることもあるかもしれません。

そんなとき、いろいろな神様のお守りを複数持ちすると、「神様が喧嘩する」と聞いたことはありませんか?

私も少し心配だったので、調べてみました。

神様は喧嘩しない

日本の神様は、とてもおおらかです。

なぜなら、日本の神道・仏教は、キリスト教やイスラム教などのように唯一神を信仰する宗教ではないからです。

世の中の全てのものに神が宿っているという「八百万の神」が存在し、それぞれの担当しているものを守るという考え方です。

そのため、複数の神様が一堂に会しても、喧嘩をするということはなさそうです。

安産祈願など、身近な人からプレゼントされて複数持ちになることってありますよね。

プレゼントしてくれた人にも、お守りにも感謝を忘れなければ、多少の複数持ちは問題ありません。

また、いろいろな祈願もお守りも、それぞれの担当を守るという八百万神の考えを尊重するなら、心配ないでしょう。

縁結びは複数持ちNG

ただし、縁結びのお守りには「たったひとりの運命の相手に出会えるように」という願いが込められているため、あちこちのお守りを携帯するのはよくないと言われています。

過剰な複数持ちはやめましょう

また、いくら担当が違うとしても、それぞれに神様や祈願が宿っています。

あまりたくさん持っていると、パワーが集まりすぎて、あなたが疲れてしまうかもしれません。

「〇個まで!」といった決まりはありませんが、手当たり次第に集めるようなことはやめましょう。

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